2016.3.13

マツボックリ、食べたのは 誰?


自宅近くの路上で マツボックリを拾う。

どこから落ちてきたのだろう?
周囲を見回すと近場の民家の庭先にクロマツが見えた。

この季節は、形のよいきれいなマツボックリが手に入る季節だが、
落ちていたのは、明らかに食痕が残るもの。

いったい誰が食べたのだろう?
住宅街にも生息する野鳥で考えられるのは、シジュウカラか。

この時期、マツボックリ(=球果)の鱗片が開く。
成熟した種子を、風にのせて散布するためである。

野鳥は、種子散布される前に
鱗片と鱗片の間にある種子を食す。
脂肪分を含むマツの実は貴重な食料だろう。

観察してみたい。
シジュカラが、
マツボックリを両足で大事に抱えながら種子を食む姿を。

                             K.K