2017.10.01

アサギマダラ、飛来!


本日、午前中からフジバカマの植生管理を行う。

先週フジバカマは堅い蕾だったが、
紅色のつぼみの先端が、白っぽくなっている。
開花にはもう1週間ほど時間を要するだろうか。

前回の植生管理から1週間、植物の成長の早さには目を見張る。
つる植物やアレチヌスビトハギなどを除草する。
気温が上がり暑い。(26.7℃)
そのうえ「カ」が多く閉口。

14:30、木陰で一息入れていると、
アサギマダラが、フジバカマに吸蜜に来た。

急いで捕虫網を手に、そっと近づく。
一振りで、ゲット!
よし!

 
さらに一個体を発見。
あいにくフジバカマの植栽地とは逆方向で、

吸蜜のそぶりを見せず飛び去った。

捕虫網の中のアサギは、ノーマークだった。
前後の翅に破損が目立つ。
旅の途中で何度か野鳥に狙われたのだろう。

マーキングのために
捕虫網からアサギを取り出す。
油断した!
あっという間に、空高く飛んで行った。
本年のマーキング、ナンバー1だったのだが・・・。

本日は、2個体のアサギを目視、

ということで満足・・・したのだった。

2017.09.24

フジバカマ、救出作戦!


本日は、バタフライ・ガーデンの植栽管理の日。
一般参加の方と共に、手入れを行う。

8月下旬に手入れをしているが、
約1ヶ月で夏草が、

フジバカマを覆いつくすように繁茂している。

ヤブマメ、ヤブガラシのツル植物、
アレチヌスビトハギ、イノコヅチなどの
「ひっつきむし」・・・。
キツネノマゴ、ツユクサ、ヒルザキツキミソウ等々。

きょうの成果は、作業終了時に地表が見えたこと。

フジバカマのつぼみ、ほんのりピンク色に染まって、
アサギマダラの飛来を待っている。







2017・08・31

秋の風物詩 
アサギマダラがやってくる!


朝、窓を開けるとさわやかな風が身体を包む。
セミの声もいつの間にか、遠のいている。
もうすぐ、アサギマダラの季節がやってくる。

さて、アサギマダラの飛来に備えて、
その準備と、マーキング会のお知らせです。

1.バタフライガーデン植栽管理

渡りをするチョウ”アサギマダラ”が、
10月に相生山緑地を訪れます。
そのアサギマダラを迎えるための植栽管理を行います。


【日時】9月24日(日)9:30~11:30
【場所】 相生山緑地オアシスの森 相生山口集合
【参加費】 無料
【定員】 10名
【締切】 9月23日必着
【持ち物等】 軍手、飲み物、あれば剪定ばさみ、帽子、長袖、長ズボン、運動靴 
※汚れても良い服装でお越し下さい。
※スズメバチ対策のため、黒っぽい服装は避けて下さい。

2.旅をするチョウ
  ”アサギマダラ”のマーキングをしよう

  会場:東山植物園 及び 相生山緑地オアシスの森


アサギマダラは、渡り鳥のように旅をするチョウです。
時には海を越え、
台湾や香港などへ
2,000㎞以上も移動をすることがわかってきました。
移動ルート解明のためのマーキング調査を
一緒にしましょう。

◆会場:東山植物園
【日時】 10月8日(日)9:30~11:30
※雨天時は翌日9日(月・祝)に実施します。
【場所】 名古屋市東山植物園 合掌造りの家の前に集合
【参加費】 350円 
※高校生以上は、別途植物園の入園料が必要。
【定員】 15名 ※子ども、大人ともに可
【締切】10月6日(金)必着
【持ち物等】 帽子、長袖、長ズボン、運動靴、飲み物
※スズメバチ対策のため、黒っぽい服装は避けて下さい。

◆会場:相生山緑地オアシスの森
【日時】 10月14日(土)9:30~11:30
※雨天時は翌日15日(日)に実施します。
【場所】 相生山緑地オアシスの森相生口に集合
【参加費】 350円 
【定員】 15名 ※子ども、大人ともに可
【締切】10月13日(金)必着
【持ち物等】 帽子、長袖、長ズボン、運動靴、飲み物
※スズメバチ対策のため、黒っぽい服装は避けて下さい。


【申込・問合先】
 kimiko.k@chorus.ocn.jp
※ 全角で記載のため、全て半角に置き換えて下さい。


みなさまの参加を お待ちしています!



2017.07.23

サマースクール開催


なごや生物多様性センターにて、サマースクールを開催。

不安定な天候でしたが、

小中学生の参加者と共に活動。


テーマは、

「葉っぱの力! 標本を作ろう&葉っぱを味わう」。 

まずは、周辺の樹木から葉を採取。

一枚一枚、葉の手触り感じながら、

また匂いを感じながら、特徴を学ぶ。 


さまざまなパワーを紹介しながら、標本づくりへと進む。


「これは、名古屋の木です。

この葉っぱは、匂いがあります。

どんな匂いかな?」 


次のヒント。

「青と黒の羽根のあるチョウが、

この葉に産卵をします。

葉っぱには、昆虫を育てる力もあるよ。

さて、どんなチョウかな?」


ひとつひとつ名前を確認しながら、

新聞紙の間に押し葉にしていく。


葉が乾燥したら、

ファイルに綴じて仕上げよう。

自分だけの標本図鑑が出来上る!


講座の最後は、ヨモギのクッキーを味わう。

「おいしいね!」

笑顔で修了。